「マイアミ・305」 数字の意味や、マイアミの街並みを深掘り解説!

皆様こんにちは!

夏本番を迎え暑い日々が続いていますが、如何お過ごしでしょうか。

これまで数多くのファジーノ作品を紹介してきた中で、娘であるヘザー氏とのコラボ作品もいくつかご紹介してまいりましたが、今回も親子でのコラボ作品「マイアミ・305」のご紹介となります。

こちらの作品は、マイアミの街並みや文化だけではなく、絵の明るさがまさに夏にぴったり。

マイアミの街並みや地区にちなんだ話まで深掘り解説していきますので、最後までお楽しみください!

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マイアミ・305

イメージサイズ:42×77cm
フレームサイズ:74×107cm

USフロリダ州マイアミを描いた作品です。

世界屈指の壁画アートが並ぶウィンウッド・ウォールズの近代的な風景がカラフルでポップに描かれています。

タイトルにある「305」はマイアミで使用されている電話のエリアコードが付けられています。

後ろに広がるマイアミのビーチと空の下で、カラフルな街の絵画たちが輝いていて、100ドル札が目を惹きます。特徴的な街並みかつ、ビーチタウンらしい開放的なムードでお洒落な作品です。

ヘザー氏が担当したウィンウッド・ウォールズ(Wynwood Walls)

この作品に描かれているウィンウッド・ウォールズは娘のヘザー氏が担当し、マイアミの街並みをファジーノ氏が担当しており、親子で一つの作品を制作しています。

ヘザー氏が描いたウィンウッドは、エンターテイメント地区として知られていて、アートワークやおしゃれなブティックやセレクトショップ、カフェ・レストランなどが並ぶエリアです。

マイアミ・ダウンタウンの隣に位置するこのエリア、昔はただ倉庫だけがずらっと立ち並んでいて、治安がとても悪かったそう。

都市開発事業者のトニー・ゴールドマンは、治安の悪いこのエリアを活性化させるために倉庫の壁をアートワークに変えるというアイデアを思いつき、2004年に最初の建物を買い取って2008年までに24もの建物を購入しました。

世界中のアーティストたちが協力し、ウォールアートを提供したおかげで2009年にウィンウッド・ウォールズ(Wynwood Walls)が完成しました。

一部を除いて入場料は無料となっており、アートの写真撮影もOKとなっているので、毎年たくさんの人々がこの施設を訪れます。

アート以外にもギフトショップやカフェ、レストランなどの複合施設もあるので1日中楽しめる施設となっています。

このようにして、今では世界中のアーティストを見るためにたくさんの人が集まる観光地として生まれ変わりました。

305は市外局番

おしゃれな街としても有名なマイアミですが、市外局番として使われている305がマイアミを象徴する番号として使われていることがよくあります。

例えばこのパーカー。

New YorkやCHICAGOなどの文字がプリントしてある洋服はよく見かけると思いますが、マイアミはMIAMIではなく、305とプリントされている洋服が販売されていることが多いです。

また、世界的にも知られるラッパーのpitbull(ピットブル)もマイアミ出身で、彼の設立したレーベルも「Mr.305」とマイアミの市外局番が使用されています。

マイアミ・305を深掘り解説

マイアミビーチ

マイアミのサウスビーチ| ©Mike McBey

ビーチリゾートとして、とても有名なマイアミビーチ。

青い海と長く続く砂浜の美しい景色を楽しめるビーチタウンであり、アールデコの建築群など歴史を感じる街並も堪能することができます。

また、芸術鑑賞だけではなくショッピングなども楽しむことができるので年間を通じてたくさんの人が国内外から訪れています。

さらに、お洒落なレストランやバー、カフェもたくさんそろっており、ビーチタウンならではの新鮮なシーフードを使用した美味しい料理も満喫することができるのも魅力の一つです。

デザイン地区

デザイン地区には、ルイヴィトンやディオール、プラダやエルメスなどの高級ブランド店がずらっと建ち並ぶ有名なファッションエリアです。

有名なアートやレストランもたくさんあり、ウィンウッドはウォールアートやグラフィティ、カフェなどが有名な若者層向けのエリアでしたが、こちらのデザイン地区は少し高級感の溢れる大人向けなエリアになります。

中央に描かれているバブルのような円形の模型はパームコート(建築家・藤本壮介氏による設計。)といい、デザイン地区のアイコン的存在となっています。

引用:https://vds210159-env-6616231.j.layershift.co.uk/2015/01/21/sou-fujimoto-palm-court-shopping-centre-blue-glass-miami-design-district-interview/

エッジウォーター(マイアミ)


エッジウォーターは主に住宅街で、20世紀初頭の歴史的な家屋が多くあります。またこの地区の東側のビスケーン湾沿いはダウンタウンやデザイン地区等に近いことから、2000年以降人気が高まっていて高層ビルや小売店の増加により、急速な都市化が進んでいるエリアとして知られています。

引用:https://en.wikipedia.org/wiki/Edgewater_(Miami)

ハイスピリッツ&ユウからのメッセージ

「マイアミ・305」 数字の意味や、マイアミの街並みをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?

絵に描いたような天気でも知られるマイアミビーチをはじめ、作品を通して街並みの特徴を少しご紹介出来たのではないかと思います!

今回ご紹介した作品以外でも気になる作品がございましたら遠慮なくお尋ねください!

また、ハイスピリッツ&ユウでは、チャールズファジーノ国内唯一の正規代理店として、これからも3Dアート作品を発信していきますので、皆様のアートライフを少しでも色鮮やかにしていただければ幸いです。

今後もテーマ別でファジーノ氏が描いてきた作品をピックアップして発信してまいりますので、お見逃しなく!

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