新年の縁起物アート!ファジーノ氏が描く縁起物の作品を解説!

新年明けましておめでとうございます。新年といえば幸運を招く縁起物を飾って、めでたく祝うのが恒例かと思いますが、チャールズ・ファジーノ作品には世界各国の縁起物(ラッキー・アイテム)を集めたアート作品があります。

今回は、新年の縁起物を描いたファジーノ氏の作品とその絵に描かれている縁起物の解説をご紹介してまいります!

解説情報には諸説ございます。

目次

新年の縁起物が描かれているファジーノ作品

リトル・ビット・ラック

イメージサイズ:30.5×27cm
フレームサイズ:56×49cm

日本ではあまり馴染みがないですが、中央に描かれている馬の蹄は海外では、商売繁盛や安全を守るモチーフとして知られています。 蹄の端々には翼をつけたブタ、天使、ミツバチ、ぞう、中国でお馴染みの龍や日本の招き猫などが描かれており、世界の幸運を呼び寄せてくれそうな作品です。

家に招き猫を置く感覚で飾っていただけると思いがけないご利益が訪れるかもしれませんね。
右下に描かれる妖精・小さいおじさんと会ってみたい!という声が多く、縁起物の中でも人気の作品です。

馬の蹄

馬蹄はヨーロッパでは伝統的なお守りとされていて、起源は諸説ありますが魔除けや富の象徴などの意味が込められており、日本では「馬は人間を踏まない」という性質から「安全運転」のお守りとする風習が生まれました。

∪は上部が開いていることで「幸せを受け止める」といわれています。

∩は下部が開いていることで不運とする地域もありますが、「不運を落とす」「幸せがふりそそぐ」という意味があるともいわれている縁起物です。

招き猫

今でもお店の軒先などで見かける招き猫は商売繁盛や千客万来などの願いを込めて飾られる縁起物です。

一般的に、右手を上げているものがお金招き、左手を上げているものが人 (客) 招きとされています。

その由来は定かではありませんが、多くの人が利き手である右手でお金を扱うことが多いことから、右手を上げている招き猫をお金招きと呼ぶようになったともいわれ、招き猫の中にはお金も人も招こうと両手を上げたものもあるが、万歳をする姿が「お手上げ」のようだと避ける人も多いのだとか。

また、上げている手の高さにも違いがあり、耳よりも上まで手が上がっているものを「手長」、耳よりも下に控えめに手を上げているものを「手短」と呼び、手が長く伸びているほど遠くの福や大きな福を招き、短いものは身近な福やささやかな幸せを招くとされています。

トランプ

トランプのカードが 13×4=52枚なのは、1年が52週だから。

1シーズン13週で、クラブ・ダイヤ・ハート・スペードの4つのマークは、それぞれ春・夏・秋・冬を表しているといわれ、それぞれの意味にも人間が生きていくうえで必要なことを象徴する意味が込められています。

トラ

虎は「一日にして千里を行き、千里を帰る」といわれるように、強靭な生命力であらゆる厄災を振り払い、家運隆盛を導くといわれています。

また、正面向きの虎は「八方にらみの虎」といわれ、どこから見ても災いが近づかないよう外敵を睨んでいるかのように描かれ、魔除けや厄払いの意味があります。

妖精のような小さいおじさん

見るだけで幸運になれるといわれている妖精のような小さいおじさん。

日本では小人の話は珍しくありませんし、昔話に「一寸法師」「かぐや姫」などの話があり、古事記には「少名昆古那神」、日本書紀では「少彦名命」とされる小人の神が登場しています。

左下に描かれる金魚は風水発祥の地である中国で『金運』の象徴と言われています。

お金が余る「金余」、お金が思い通りになる「金如」と中国語では同じ発音であることから「縁起物」とされてきました。

また、金魚は「龍が天に昇る前に臥している姿」とも言われています。龍が住み付くと家が繁栄すると言われ、更に縁起物としての価値が高まっています。

白い像

白象は珍しく、東南アジアの仏教国では「吉祥」とされています。

ミャンマーは国民の9割近くが仏教徒で、19世紀後半までの王政時代には白象は権力と幸運の象徴とみなされ、歴代の王は所有する白象の数で評価されることもありました。

トンボ

トンボは日本で昔から「勝ち虫」と呼ばれ幸運のシンボルとされていたそうで、「勝負運上昇」「立身出世」「必勝祈願」といったご利益が期待される吉祥アイテムです。

【人気作】魔法のラッキーランプ

イメージサイズ:19×25cm
フレームサイズ:45×52cm

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