2024年9月18日、ファジーノ氏がホワイトハウス歴史協会公式アート作品を公開したのち、ホワイトハウスの公式ディナーに特別ゲストとして出席しました。
ホワイトハウス歴史協会がその歴史を公式アート作品という形で依頼するという事は滅多とあることではなく、その期待にファジーノ氏がどのような表現で応えたのか、今回の記事ではその作品とファジーノ氏がホワイトハウスを訪問した様子を交え紹介していきます!
作品公開からホワイトハウス訪問までのレポート
この作品は前述の通り、ホワイトハウス歴史協会(WHHA)から「ピープルズ・ハウス:ホワイトハウス・エクスペリエンス」という観光名所としても有名な博物館のグランドオープンに伴い公式記念アート作品を制作するよう依頼されたもので、ペンシルバニア・ダッチ・カントリーへの旅行中に店で売られていたキルトからインスピレーションを得ています。
それぞれの「キルト作品」は、ジョン・F・ケネディ・ジュニアがレゾリュート・デスクの下で遊んでいる様子やミシェル・オバマがジャンピングジャックの世界記録を破っていたり、ジョー・バイデンが愛犬コマンダーと一緒に大統領執務室に座っている姿などが描写されており、ホワイトハウスのさまざまな時代の物語が描かれています。
ワシントンDCで委託作品の公開
9 月 18 日水曜日、ファジーノ氏はワシントンDCの高級カフェ『ミラノ』で ホワイトハウス歴史協会の役員会メンバーや他の VIP ゲストとともに、委託されたアート作品のお披露目会に出席しました。
また、その夜はにアメリカン大学のイニシアチブのディレクターであり、ホワイトハウス歴史協会の役員でもあるアニタ・マクブライドとの対談も行われました。
ホワイトハウスの歴史と教育的取り組みを長年支持してきたマクブライド氏は、ファジーノ氏と作品のために歴史的瞬間を厳選するというとても難しいプロセスについて話し合いました。
インタビューの中でファジーノ氏は、最近奥さんとペンシルバニア・ダッチ・カントリーを旅行した際に、「アーミッシュの店の前を歩いていたら、ゴージャスで精巧なキルトが展示されていました。それで、『わあ、ホワイトハウスの物語を伝えるアメリカンキルトを作ろう!』と思いました。細かく異なるイメージがひとつに織り合わされた美しいキルトほどアメリカらしいものはありません。」とキルトからインスピレーションを得たことを語っていました。
またアートワークキルトの各マスには、先ほどの紹介したようなこれまでのホワイトハウス200年分の歴史の瞬間が描かれ、それら一つ一つを学びながら楽しむことができます。
ホワイトハウス訪問
公式アート作品の除幕式後、ファジーノ氏は「ピープルズ・ハウス:ホワイトハウス・エクスペリエンス」のグランドオープンを祝うホワイトハウスの公式ディナーに特別ゲストとして招かれました。
ファジーノ氏曰く、この体験はまるで「ページェント(野外劇)のよう」だったようです。
写真からでもその様子が十分に感じられますね。
ファジーノ夫妻はホワイトハウスの東棟で美しい屋外弦楽アンサンブルに迎えられ、続いてダイニングホールに続く階段で2番目のアンサンブル、制服を着た軍人も通路に並んでおり、バイデン大統領とジル・バイデン夫人がイベントを主催し、ファジーノ夫妻と他のゲストを温かく迎えてくれたそうです。
キャリアの中で最も非現実的な体験の1つだったとファジーノ氏は言っていました。このようなおもてなしをされることは確かにホワイトハウス以外ではないことかもしれません。
「ファーストレディに作品を贈呈できたことをとても光栄に思い、その場にいると、この素晴らしい場所の歴史の一部になったような気がせずにはいられませんでした。私と妻にとって特別な夜でした。」というファジーノ氏の感想からはまさにその高揚感が伝わってきます。
グレート・デイ・ワシントンへ出演
除幕式の翌日、チャールズはクリステン・バーセットとエレン・ブライアンとともに『グレート・デイ・ワシントン』に出演し、依頼されたアート作品の情報公開を行いました。
彼特有の気まぐれで物語的なスタイルで、大統領官邸の物語を生き生きと表現します。
複雑な中国製の模様からファーストレディのジャッキー ケネディが先頭に立った革新的な改修まで、ファジーノの作品はホワイトハウスの豊かな歴史と進化する遺産をとらえています。
ポップアップ ブックの物語の魅力とアーミッシュ キルトの複雑なデザインにインスピレーションを得たファジーノの作品は、アメリカの歴史を視覚的に表現したものです。
手で切り抜かれ、鮮やかなディテールに満ちた彼の作品は、ホワイトハウスの背後にある物語を探索するユニークで魅力的な方法を提供します。
限定版アート作品は、ファジーノ公認のアートギャラリーでも販売されています。
収益の一部は、ホワイトハウスの歴史を保存し、将来の世代と共有するという継続的な使命をサポートするために、 ホワイトハウス歴史協会に寄付されます。
ハイスピリッツ&ユウからのメッセージ
【ホワイトハウス訪問レポート】ファジーノ氏がホワイトハウス歴史協会から依頼を受け公式アート作品を制作ご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?
ファジーノ氏の新作から中々お目にかかることのないホワイトハウスの中の様子やゲストがどのようなおもてなしを受けられるのかまで知ることができ、スタッフとしてもとても楽しく記事を書くことができました。
また、ハイスピリッツ&ユウでは、チャールズファジーノ国内唯一の正規代理店として、これからも3Dアート作品を発信していきますので、皆様のアートライフを少しでも色鮮やかにしていただければ幸いです。
今後もテーマ別でファジーノ氏が描いてきた作品をピックアップして発信してまいります!