1999年に米国オリンピック委員会のオフィシャルアーティストに抜擢され、これまでシドニーから今年行われるパリまで夏冬合わせて13大会連続でオリンピック大会の公式作品を手がけてきたチャールズ・ファジーノ。
今回は最新の「2024年パリオリンピック(2024年7月26日から8月11日までの17日間開催)」の公式作品をご紹介して参りたいと思います!
また、2020年に延期となった東京オリンピックの際に制作された幻の作品、過去のオリンピック作品などご紹介してまいりますので、パリオリンピック開催に備えて気持ちを高めましょう!
2024年 パリ オリンピック
2024年夏のオリンピック開催地であるフランス・パリの夜空にいろ鮮やかな花火が上がっている作品です。
人々にも活気があり、船には開催地のフランスを始め、日本やアメリカ、イタリアやドイツなどの国旗が掲げられています。
そびえ立つエッフェル塔にパリの街を取り囲む木々たちは観光地としても有名な「ブローニュの森」を連想させ、この一枚にパリの街の魅力が詰まっています。
東京オリンピック
2020年版
2020年当初、東京2020組織委員会から公認され、制作した公式作品がこちら。
当時コロナの影響で開催が流れてしまったため、お披露目の機会が少なく貴重な作品となりました。
開会式が行われた国立競技場を中心に東京のランドマーク(浅草寺、ハチ公、東京駅、国会議事堂、スカイツリー、東京タワーなど)が敷き詰められ、それを見守るかのように富士山がバックに描かれています。
オーストラリアやイギリス、ブラジルに韓国など世界の国旗が、開催順に弧を描くようにして並べられています。
トーキョー・レガシー
USオリンピック委員会(国内のオリンピック委員会とは別組織)と共に制作した公式作品がこちら。
国内では「トーキョー・レガシー」という名称で販売しています。
メトロポリタン・トーキョー
こちらは「トーキョー・レガシー」を一部配色を変えて国内向けのサイズにアレンジした作品です。
世界有数の大都市である東京の都市模様を描いた作品。
街並みの背景には富士山が象徴的に描かれ、その頂きからは神々しい太陽が昇り、東京の街を明るく眩しく照らしています。
街並みの方に目を凝らすと、東京を訪れたことがある人なら誰もが知っているような有名な建造物や名所が描かれており、見るたびに新たな発見があるような作品です。
2000年 シドニー オリンピック
2000年にオーストラリアで開催されたシドニーオリンピック。
五輪の中にはバスケットやバレー、走り幅跳びなどがはめ込まれ、シドニー・スタジアムの中ではサッカーや陸上、水泳競技などの様子が描かれています。
街並みの中心にはハーバーブリッジが描かれており、オリンピック期間中は端に五輪のライトアップがされていて、マラソンで高橋尚子選手が金メダルを獲得したことで日本人にも印象深いオリンピックとなりました。
2012年 ロンドン オリンピック
2012年にイギリスのロンドンで開催されたロンドンオリンピック。
ライトアップされた時に金色のように輝くオリンピックスタジアムからビッグベンや衛兵などイギリスを象徴するものとロンドンの街並みが描かれてます。
日本は、吉田沙保里選手や内村航平選手など計38個のメダルを獲得したオリンピックとなりました。
2016年 リオデジャネイロ オリンピック
2016年にブラジルのリオデジャネイロで開催されたオリンピック。
サッカーが盛んな地域でもあることから数多くのスタジアムやアリーナがあり、リオデジャネイロの象徴ともいえるコルコバードの巨大なキリスト像が街を見守るように描かれています。
ユニークな形をした山であるペドラ・ダ・ガヴェアからは虹のトンネルができていて、観客たちもカーニバルのように活気づき明るい気持ちにさせてくれます。
ハイスピリッツ&ユウからのメッセージ
今回は、【米国公式】2024年パリオリンピックを描いた作品をメインに延期となった東京オリンピック幻の作品も!?をご紹介しましたが、思い出深いオリンピックはありましたか?
これまでファジーノ氏は13大会連続でオリンピックの公式作品を手がけてきたので、今後も残りの作品もピックアップしてご紹介していきながらファジーノ作品の魅力をもっとお伝えできればと思っております。
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