チャールズ・ファジーノ 自然を題材に描かれた作品をご紹介【ビューティフル・アメリカ】【カリビアン・バケーション】【スキー・スケート・スノー】【マーメイド・イン・ザ・シー】【アワー・オーシャン】

今回の記事ではチャールズ・ファジーノ氏が自然を題材に描いた作品の内5作をそれぞれ紹介していきます。
自然といえば写実的な風景画やそれに対する印象派、東洋の水墨画など様々な方法で表現されていますが、ファジーノ氏はこの人類のとって恐らく最も慣れ親しんでいる題材をどのように描いたのか、この記事では作品画像とともにその紹介をしていきます。

ぜひ最後までお付き合いください!

「ビューティフル・アメリカ」

アメリカといえば世界経済の中心で、都会の摩天楼を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、なんと言ってもその広大な大陸が与えるスケールの大きさ、その上に育まれた自然の壮大さが1番の魅力ではないでしょうか?


この作品はアメリカ全土を上空から見下ろしたような視点でそのアメリカ大陸の自然豊かさを表しています。
奥にはサンフランシスコのゴールデン・ゲート・ブリッジがあり、 手前右には有名な渓谷、グランドキャニオンの巨大な地層が聳え、その他にもホイットニー山やミード湖、アーチーズ国立公園など、数々の名所が描かれています。

ブログ上で伝えるのは難しいですが、サイズが1メートル弱ある大きなこの作品が3Dで表現されている姿はとてもアメリカの広大さを伝えるにふさわしいものとなっています。

「カリビアン・バケーション」

世界有数のリゾート地として知られる中米カリブはビーチはもちろんのこと、世界の動植物の5%以上が中米にいると言われているほど、その自然環境も驚くほど豊かで魅力に溢れています。

虹が広がる空の下でサーフィン、ヨット、ジェットスキーなどのマリンスポーツを楽しむ人々がいたり、砂浜のベンチに寝そべって日差しを浴びる人々が描かれていますが、それよりも目を惹くのは生き生きと描かれている中米固有の珍しい鳥や昆虫、生茂る植物などです。ここに人間の豊かさだけではなく、自然の保護も同様に考えるファジーノ氏の視点が表されているように思います。
実物の飛び出している絵ではより人々の楽しんでいる姿と自然の豊かさが伝わってきます。

「スキー・スケート・スノー」

この作品では冬のリゾート地、スイスの風景を描かれています。
昔からウィンタースポーツが盛んなスイスには、冬になるとその上質な雪と設備を求めて多くの人がスキーやスケボーなどのアクティビティを楽しみにやってきます。

そんなスイスの様子を描いたこの作品内には、もちろんあちこちで、スキーやスケートを楽しむ人々が描かれていますが、個人的にグッとくるポイントとしてはいかにも冷たそうな真っ白の雪景色と、暖かさに実ている建物の明かりのコントラストです。ここに暖かい室内から外の景色を見る人々の様子も想起させられ、ここにいる人々それぞれの幸せが感じられる一作となっているように思います。

「マーメイド ・イン・ザ・シー」

この作品では熱帯の海がとても幻想的に描かれています。

光が差し込む海の中で楽しそうに泳ぐイルカやウミガメ、魚たちと戯れる人魚の姿がありますが、その中で目を惹くのは、熱帯魚の多彩な色合いと独特なエキゾチックなクラゲの表現、そして人魚の艶やかさです。
この作品はコロナ禍で作成され、他者からの圧力が強かったあの時期にファジーノ氏が心のよりどころとして思い描いていたビジョンを共有したもので、引き籠もらなくてはならなかったあの頃とはまるで違う豊かな海が描かれています。

実物は前面と側面がアクリルで作られており、壁に飾ると水槽のようにも見えとても美しい作品です。

「アワー・オーシャン」


先ほどのマーメイド ・イン・ザ・シーでは人魚を中心にある海のワンシーンを切り取ったように表現されていましたが、この作品ではよりスケールの大きさを感じさせるように描かれています。

世界地図を見れば、私たちが海でつながっていることが一目でわかりますが、多くの人は海が壮大な美しさと生命に満ちていることを忘れています。
この作品はその海の豊かさと生命の偉大さを私たちの心に抱かせ、どこか包み込まれるような気持ちにさせられる一方で上部、各国のランドマークを見るとその私たちの海を守らなくてはいけないという意識を我々に思い起こさせます。

そのように単に海の広さや豊かさを表現するだけでなく、この地球に住む我々人類もまた自然の一部であること、また人類が築き上げた文明が全てではなく、我々が生まれこの惑星の多くを占める海という存在といかに共存するかという深いテーマがこの作品にはあるように思います。

目次

最後に

以上チャールズ・ファジーノが自然をテーマに描いた作品のうち5作を紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?

個人的にはブログを書いている間、どこかリゾート地へバカンスに行きたくて仕方がなかったです。
これらの作品を見る事でより心がワクワクしたり、何かスケール大きさを感じ心が穏やかになったり、またアメリカやスイス、カリブ海などに実際に行ったことがある人なら何か別の感慨深いものをかんじられるかもしれません。

ハイスピリッツ&ユウでは他のファジーノ氏の作品はもちろんのことそれ以外にも様々な魅力的なアート作品を扱っていおります。
ぜひこれを機会にファジーノ氏の絵画に興味を持っていただき、当社ホームページにてご覧になっていただけると幸いです。
ご訪問のほどお待ちしております!

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