ROMANsアートのご紹介第10弾!【今忙しい】【愛の奴隷】【こどもの日】【内面への旅】【ミニプールで満足する私たち】

今回紹介するのは、ROMANsの中でもより社会的意義を問う作品ばかり、
どれも見れば考えさせられる作品ばかりなので、ぜひ最後までご覧ください!

目次

今忙しい

この作品では、私たちが意識的であれ無意識であれ、どれほど多くの時間をスマートフォンの画面の前で浪費しているのかを描き出したかった。
私たちは遅かれ早かれ、目的も行き先もないままスマートフォンを手に取り、SNSをスクロールしている自分に気づく。そこには、画像や動画、刺激的なコンテンツの渦に引き寄せられ、吸い込まれていく感覚がある。
「忙しい」という言葉は、他人に向けた返答である以上に、現実へ引き戻そうとする魂の声に対して、私たち自身が自分に言い聞かせている答えなのかもしれない。

作者解説

現代は便利になった反面、あらゆる情報や物から干渉を受け、
自分自身をコントロールするのがかなり難しくなっているように感じます。
気がつけば無意識的にスマホを触り、
本来すべきことを後回しにしていしまっている。
そんな経験はないでしょうか。
さらには画面をみている中で、とても魅力的な人生や、
とても価値があるように見せられた品物を目にし、
それらに欲望が駆られる。そして現実に不満を感じる。
しかし、それでもスマホを手放すことができない。
これはとても恐ろしいことに思います。
今すべきことをする。
これが最も重要でありながら、現代ではとても難しいことになっている。
それが表現された一作だと思います。

愛の奴隷

ここでは、感情があまりにも強くなり、私たちを甘美な囚われの状態へと閉じ込めてしまう――守られているようでありながら、同時に束縛されてもいる、そんな感覚を表現したかった。
愛は情熱だけではなく、依存や期待、欲求をも内包するものだ。
私が描きたかったのは、脆さを抱えながらも、同時にこの上なく生きていると実感できる、その繊細な均衡である。

愛とは何かを考えさせられる作品ですね。
守りたいと願うほど、
その人を苦しめていたり、
反対に愛するがゆえに苦しんだりと、
いつかは壊れるたかが愛と言ってしまえばそれまでですが、
そこに人間らしさがあるのではないでしょうか。

愛は人に安心をもたらしますが、その愛自体は不安定な土台の上に築かれている。
そのような脆さや儚さを描いた一作です。

こどもの日

日本では5月5日に祝われる「こどもの日」についての文章を読んだことが、この作品の着想となった。
私は、子どもに割り当てられる色の鯉のぼりを手にした女性を描いている。
そこに込めたのは、必ずしも自分の子どもへ向けられるとは限らない「母性への欲求」であり、それは他者へ愛を注ぐこと、さらには世界そのものに対して母性的なまなざしを向ける姿勢としても表れるものだ。
この作品では、そんな広がりを持つ母性の在り方を表現したかった。

母性とは本来我々に備わっているような思われがちですが、
意外にも子どもは社会が守っていくものという感覚は、
医療の発達した近代になって生まれた物で、
それまではほとんどの子供が育たないため、
それぞれに愛情を持つようなことはなかったと言われています。
そこにはあまりにも子供が病気にになるので、
毎回愛情を注いでいては心が持たなかったという面もあったかもしれません。

現代に生きる我々は、
母性すら持てない時代を乗り越え、
今や自分の子供だけではなく、
愛情を注ぐ基盤ができている。
このことは当たり前のようでとても幸せなことなのかもしれませんね。

ミニプールで満足する私たち

本作では、共有されているはずの幸福が、それぞれの小さな個人的空間の中に閉じ込められている様子を描いている。
登場人物たちは皆、色とりどりのプールの中に身を沈めており、それぞれが心地よく、守られた、自足的にも見える場所に浸っている。
私が関心を寄せたのは、即座に楽しさを感じさせる明るい色彩と、繰り返される「容器」という形態との対比である。それは、私たちがそれぞれ定められた境界の中で、自分自身の喜びを体験していることを思い起こさせる。
あえて素朴で、ほとんど子どものような表現を用いることで、この作品は、私たちが避難所として求める安全な世界、そしてそれらを完璧だと信じ続けてしまう傾向について語りかけている――その外側を見ようと決意する、その瞬間まで。

安全であることが、安心に繋がるとは限らない状況があります。

それは心理面において、
自分は物質的にも人間関係においても満たされているはずなのに、
なぜか心が不安であったり、何もしなくてもいい状況であっても、
何かをしないと落ち着いていられなかったりと、自分は満たされるための行動をとって、
それが得られたはずなのに不安が消えない、そのような状態です。
そう感じ出したら、足を踏み出す時です。
自分が決めた境界、向き合いたくない現実と向き合って乗り越えて初めて本当の心の落ち着きが得られるのだと思います。

月灯りの二人

月明かりの下でブランコに揺れる恋人たちの一瞬を切り取った一枚。とてもシンプルでありながら、同時に非常に印象的なイメージで、私の中にロマンチックさと穏やかさを呼び起こします。

月明かりと二人の影。
シンプルでありながらどこかロマンチックで、
ファンタジックなかわいらしさが印象的です。
影で二人を描きながらもとても幸せな感情が伝わってくる、
人間の甘美な姿が表現されている素敵な一枚ですね。

ハイスピリッツ&ユウからのメッセージ

以上、5作のROMANsアートをご紹介しましたが、いかがだっただろうか?

ROMANsアートは絵そのものもだが、みている内にこちらも考えさせられる思いがして、また新たな気づきを与えてくれるアートであり、かつ飾っていても可愛らしく見栄えの良い絵画である。

今後、「ROMANs」作品につきましては、原画の国内取扱いをはじめ、展覧会の企画、企業様とのタイアップ/ライセンシーの募集、アニメーション動画制作、アパレル商品の販売などを通し、皆様に愛されるアート・ブランドへと成長することを願い、幅広くプロモーションを行っている。

これからも「ROMANs」作品をどんどん紹介していくので、そちらもお見逃しなく!

またROMANs以外にも魅力的なアートを取り扱っていますので、ご興味のある方はぜひお越しを!

  1.        

MLBコラボサインボール

目次