ROMANs×タツノコプロ コラボ作品のご紹介!!【マッハGoGoGo】【みなしごハッチ】【ハクション大魔王】【ガッチャマン】【ヤッターマン】【一発貫太くん】

特大ニュース!!ROMANsとタツノコプロがコラボすることになりました!
これからタツノコプロの名作、名キャラクターとROMANsとの夢のコラボ作品がどんどん公開されていくと思いますが、今回はその初回として発表された作品を紹介していきます。

目次

マッハGoGoGo

『マッハGoGoGo』とは

作品の概要

  • 放送時期: 日本では1967年にアニメ放送が開始され、海外では『Speed Racer(スピード・レーサー)』のタイトルで大きな人気を博しました。
  • ジャンル: カーレースアクション
  • キャラクター: 三船 剛(みふね ごう)本編の主人公であるレーサー[2]。マッハ号で世界のレースに参加し、レーサーとして成長する。その一方で失踪中の実兄・研一の安否を気遣っている。

『マッハGoGoGo』は、主人公・三船剛が天才的なドライビングテクニックを武器に、愛車「マッハ号」で世界各国のレースに挑むストーリーです。

またアメリカで放映されると、斬新なアニメーションとスピード感あふれるレース描写が話題を呼び、1960~70年代にかけて多くのファンを獲得しました。2008年にはハリウッドで実写映画化もされるなど、今なお世界中で愛されるレースアニメの金字塔として知られています。

マッハGoGoGo×ROMANsコラボ作品について

この作品はこうした『マッハGoGoGo』の象徴的要素(主人公・三船剛とマッハ号、そしてレースコース)を、ROMANs独特のポップな色彩とデフォルメで描いたアート作品です。レトロな魅力と現代的な可愛らしさを兼ね備えており、『マッハGoGoGo』のレトロ感と疾走感をともに表現しています。

『マッハGoGoGo』は日本のみならず海外でも長く愛されてきたレースアニメの名作です。スピード感溢れるアクションやキャッチーなデザイン、家族や仲間とのドラマなど、今なお色あせない要素がたくさん詰まっています。本コラボ作品をきっかけに、改めて『マッハGoGoGo』の魅力を味わってみるのもいいですね。

みなしごハッチ

『みなしごハッチ』とは

2-1. 作品の概要

  • 放送開始: 初代シリーズは1970年に放映スタート。
  • ジャンル: メルヘン
  • キャラクター:ハッチ 勝ち気で正義感が強いが、世間知らずでどこか間が抜けた性格。オスのミツバチのためか針はない。物語当初は泣き虫で情けない一面が目立ったが、旅の道中で様々なことを体験し、心身共に強く成長していく。

『みなしごハッチ』は、ハッチというミツバチの男の子が主人公のファミリー向けアニメ作品です。敵のスズメバチ軍団に襲われて離ればなれになってしまった母親を探すため、ハッチが大自然の中を旅する物語が描かれています。

幼いながらも困難に立ち向かうハッチが旅の途中でアリやテントウムシ、クモなど、個性豊かな昆虫キャラクターと助け合ったり、時には対立したりしながら自然界の厳しさと優しさを学び成長する姿がとても感動的ですよね。
母を探す強い想いや仲間を大切にする心など忘れかけていた大事なことを思い出させてくれ、子どもだけでなく大人も感動できる普遍的なメッセージ性があるアニメです。
また人間の自然破壊的な行動や、それによる昆虫たちの世界への影響なども描かれていて、そのようなメッセージ性はROMANsとも通ずるものがありますね。

『みなしごハッチ』は、1970年代の初代シリーズ以降もたびたびリメイクや新シリーズが制作されていて、ストーリーやキャラクターデザインが一部変更されることはありましたが、基本的なテーマである「母を探すハッチの冒険」は一貫しています。世代を超えて愛される作品ですね。

みなしごハッチ×ROMANsコラボ作品について

この作品は黄色と黒のボーダー模様やヘルメットのような頭部のデザインはハッチの特徴的な姿をデフォルメしたもので、手足が短く描かれたROMANsのタッチで可愛らしさを強調しています。花々が色とりどりに描かれハッチの親しげなポーズが印象的ですね。鮮やかな原色をベースとした背景は、ポップアート特有の明るく軽快な雰囲気を演出しています。

また 青空のような爽やかなブルーをメインに花のピンクや白、緑の葉などはっきりした色のコントラストが元気なハッチの世界観を表現しているように思います。元々『みなしごハッチ』が持つ優しさや冒険心が、ROMANsの現代的なテイストで再び表されているような一作です。

ハクション大魔王

『ハクション大魔王』とは

作品の概要

  • 放送開始: 1969年にテレビアニメとして初放送。1970年までの1年間、全52話が放映されました。
  • ジャンル:カーレースアクション
  • キャラクター1: ハクション大魔王 壺から現れた中年の魔法使い。壺の近くでくしゃみをした者を主人として言うことを何でも聞き、主人が再びくしゃみをすると壺の中に戻る。主人以外の者がくしゃみをしても、壺に戻ることはできない。
  • キャラクター2: アクビ ハクション大魔王の娘。年齢不詳。大魔王のことを「おとたま」(2020年版では「おとさま」とも)、母親もしくはそれに類する人物は「おかたま」と呼ぶ。一人称は「アクビちゃん」。

『ハクション大魔王』は、「くしゃみ」をきっかけに壺(ランプ)の中から魔王が飛び出すというユニークな設定のコメディアニメで日常に突然現れる大魔王と、普通の少年・カンちゃんが繰り広げるドタバタ劇が面白いアニメですよね。
魔王の力を借りて様々な願いを叶えようとするカンちゃんが、いつも予想外の展開に振り回され大騒動を巻き起こしていく感じや、カンちゃんの家族や友人たちとのやり取りもほのぼのとしていたり、ドタバタ劇の中にも温かいメッセージが込められていたりと魅力的なアニメです。

またハクション大魔王も2020にもリメイクされていて、今の子供たちにも親しまれているように思います。

ハクション大魔王×ROMANsコラボ作品について

大きな体に褐色の肌が特徴的なハクション大魔王と、隣にちょこんと並ぶアクビちゃんが描かれていますね。 体の輪郭はROMANsらしい太い線で描かれていますが、着ている服の装飾などは細かく描かれています。鮮やかな色使いが目を引き、キャラクターの楽しげな表情や動きを想像させますね。

また紫から青へグラデーションがかった背景は、幻想的な雰囲気を醸し出しつつ、作品全体のポップなテイストを引き立てています。「ハクション大魔王」のユーモアやファンタジックな要素を現代的なアートとして表現しています。

科学忍者隊ガッチャマン

『科学忍者隊ガッチャマン』とは

作品の概要

  • 放送時期: 1972年から1974年にかけて放映(全105話)
  • ジャンル: SFアクション・ヒーローアニメ
  • キャラクター: ガッチャマン / 大鷲の健 / G-1号 本作品の主人公。18歳。本名・鷲尾健。科学忍者隊のリーダー。ガッチャマンとは「科学忍者隊の5人」を指すのではなく、科学忍者隊のリーダーである彼の称号である。身長180センチメートル、体重60キログラム。普段はテストパイロットだが、小荷物航空便の仕事もしている。自宅は父の残した小飛行場の事務所。

『科学忍者隊ガッチャマン』は、科学忍法を駆使する5人の若きヒーローたちが、地球征服をたくらむ謎の組織「ギャラクター」と戦う物語です。鳥をモチーフにしたコスチュームやメカニック、チームワークを活かしたアクションが大きな魅力となっています。

科学忍法や特殊メカなど、近未来的なSF要素と日本的な忍者モチーフが融合した斬新な世界観がユニークで5人の個性豊かなメンバーが互いに補い合い連携して敵に立ち向かうというスタイルは、後の特撮・アニメ作品にも大きな影響を与えています。
また子ども向けのヒーローアニメでありながら、環境破壊や戦争、自己犠牲など重厚なテーマが盛り込まれている点もROMANsと共通する要素がありますね。

アメリカをはじめ世界各国でも放送され、タイトルや編集を変えながら多くのファンを獲得していて、『ガッチャマンF(ファイター)』やOVA版、新たな実写化企画など、時代を超えて何度もリメイクや続編が制作されている長年愛され続けている作品でもあります。

ガッチャマン×ROMANs

五人の白や赤、青といったカラフルなコスチュームがしっかりと再現され、ROMANsらしい大きな頭部と顔の描写が際立っていますね。
ブロック状の足場や青空、太陽など明快な色と形で構成された背景が、彼らがヒーローであるという存在感を演出しています。全体的にビビッドでポップな雰囲気で彼らをスタイリッシュに表現しつつ、5人が整列したように前を向いている構図からはチームとしての団結力や「正義の戦士」というイメージがストレートに伝わってきます。
ROMANsの特徴で描かれながらも、ガッチャマンの世界観が丁寧に描かれている作品です。

ヤッターマン

ヤッターマンとは

作品の概要

  • 放送時期: 1977年から1979年にかけて放映(全108話)
  • ジャンル: コメディ&ヒーローアニメ
  • キャラクター: ヤッターマン

    高田 ガン
    たかだ ガン
     / ヤッターマン1号

    愛称は「ガンちゃん」で、13歳の少年。一人称は「俺」。父が経営する高田玩具店の一人息子。身長165cm。正義感と熱血漢に溢れる性格の持ち主だが、ドロンボーに対しては容赦がなく、悪党相手とはいえ、彼らを騙したり、悲惨な姿を見ようとするなど正義の味方らしからぬこともする。

    上成 愛
    かみなり あい
     / ヤッターマン2号
    愛称は「アイちゃん」で、12歳の少女。一人称は「私」。ガンちゃんのガールフレンド。父が経営する上成電気店の一人娘。身長161cm。正確な誕生日については言及されていないが、第13話では誕生日を迎えている。1号同様正義感が強く愛に満ちているがドロンボーには容赦がなく、悪党相手とはいえ暴言を吐くなど正義の味方らしからぬこともする。
           
    オモッチャマ
    サイコロ型ロボットで、ガンちゃんの父親が経営する高田玩具店のマスコット。前作のチョロ坊と同様にロボットでありながら喜怒哀楽の感情を持つが、ガンちゃんには感情を否定されている。乾電池をエネルギー源とし頭からプロペラを出して飛行することができる。ドロンボー一味のアジトに乗り込み、悪事を一番先に察知する役割。
  • キャラクター:ドロンボー一味
           
    ドロンジョ
    ドロンボー一味のリーダー兼お色気担当。身長173cm。24歳。「ドロンジョ様」「ドロンコ」などの呼称を持ち、金銀宝石を愛するドロンボー一味の女ボス。スタイル抜群で頭脳明晰な金髪碧眼の美女だが本シリーズ歴代女ボスの中でも最も特徴ある大きなフード型の仮面を被っている。

    ボヤッキー
    ドロンボー一味のメカ設計開発・作戦担当。フルネームはブツクサ・ボヤッキー。身長168cmだが、第14話から第26話まではドロンジョより、長身に描かれていた。25歳

    トンズラー
    ドロンボー一味の怪力担当。フルネームはスタコラ・トンズラー。身長138cm。30歳。ボヤッキーと同様に、フルネームは『ドロンボーの嘆き唄』においてネタに使われている。元プロレスラーで岩手県出身だが、関西弁を多用し語尾に「〜まんねん」を付けて話す。
           

『ヤッターマン』は、正義のヒーロー「ヤッターマン」と、それを邪魔する悪役「ドロンボー一味」とのコミカルな対決を描いた人気アニメです。斬新なギャグとアイデアにあふれたメカの登場、軽快なストーリー展開がとても面白い作品です。

世界各地に散らばった「ドクロストーン」を巡り、ヤッターマンとドロンボー一味が競い合いながら、アニメ制作現場のノリをそのまま出したようなアドリブ的ギャグや、テンポの良い掛け合いがあったり、ドロンボー一味が開発する奇妙なメカとヤッターマンのメカが対決して、最後は爆発オチになるお約束の展開が愉快でかつ心地いいですよね。
オリジナル版のテイストを受け継ぎつつ、現代向けにアップデートした新シリーズが放送されたり、有名俳優陣をキャストに迎え、派手な映像表現やCGを駆使した映画が制作されたり、それだけでなくドロンボー一味を主人公にしたスピンオフやゲームなど多彩なメディアミックス展開が行われていて、これらの多角的な展開がヤッターマンの人気さを物語っていますね。

ヤッターマン×ROMANsコラボ作品について

ヤッターマン(ガンちゃん&アイちゃん)のアート

ROMANsのシンプルな筆致でも白いコスチュームに青と赤の帽子やゴーグルを身に着けた「ヤッターマン1号(ガンちゃん)」と、ピンクのコスチュームをベースにした「ヤッターマン2号(アイちゃん)」の特徴がしっかりとデザインされています。 明るい色彩の草原や大きな太陽、雲が配置され、彼らの後ろにはオモッチャマらしいロボットが飛んでいて、レトロなヒーロー感とポップな雰囲気がいい感じにミックスされていますね。

ドロンボー一味(ドロンジョ・ボヤッキー・トンズラー)のアート

真ん中に黒と赤の仮面が特徴的な「ドロンジョ」、左右に緑や青のコスチュームを身につけた「ボヤッキー」と「トンズラー」の3人が並び、その姿はROMANsの太めのタッチでも各キャラクターの特徴(ドロンジョのセクシーさ、ボヤッキーの細身、トンズラーの大柄など)を捉えて表現されています。
また赤い大地や奇妙な形の岩、後ろの爆発雲など、ややサイケデリックな色使いが、ドタバタ&コメディの世界を想起させます。

3人が並んでいることで、「悪役チーム」ながらもコミカルで憎めないドロンボー一味のチームワークが際立ち、ファンにはおなじみの愛嬌を感じさせる構成になっています。どちらのアートも、原作のキャラクターをROMANsタッチで描きながら、『ヤッターマン』の持つポップでコミカルな魅力が尊重されているように思います。

一発貫太くん

一発貫太くんとは

作品の概要

  • 放送時期: 1977年から1978年にかけて放映(全53話)
  • ジャンル: コメディ、スポーツ、ファミリー
  • キャラクター:戸馳 貫太とばせ かんた
    編の主人公で戸馳家の三男。小学5年生(後に6年生)。やんちゃでおっちょこちょいだが、情に厚く正義感が強い。ポジションはサード。背番号3。打順は3番または5番(後に4番)。「~っち」が口癖。

『一発貫太くん』は、野球をこよなく愛する少年・貫太と、その家族・仲間たちが繰り広げるドタバタコメディを軸としたスポーツアニメです。野球という王道スポーツに加え、タツノコプロらしいユーモアと個性的なキャラクターが見どころとなっています。

本格的なスポーツ描写がある一方で、タツノコプロならではのギャグやアドリブ感あふれるやり取りも満載で、試合の勝敗だけでなく兄弟とのチームワークを普段の生活から学ぶ一面があったりと成長や友情が描かれた作品です。

一発貫太くん×ROMANsコラボ作品について

白い野球ユニフォームにホーマーズの「H」と書かれた帽子、オレンジ色のバットを持つ貫太と、背番号10を付けた野球十兵衛がROMANsのユーモラスな雰囲気で描かれ、放射状のブルーラインが広がる背景はポップさと共に少年アニメのエネルギッシュなを雰囲気を演出しています。 愛用のバットを抱え、足元にはボールが置かれている構図や特徴的な髪型から、見る人が見ればすぐに一発貫太くんとわかるような作品になっていますね。

最後に

以上、記念すべきタツノコプロとの初回コラボ作品をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
懐かしさの中にも新しさのある斬新なコラボ作だったのではないでしょうか?

このほかにもROMANsの作品は数多くありますので、ぜひこれを気に一度ご覧になってみてください!

またROMANs以外にも魅力的なアートを取り扱っていますので、興味のある方はお越しくださいませ!

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