皆さんどのようなアートライフをお過ごしでしょうか?
ありがたいことにROMANsアートのスマホケースも好評いただいております!
今回ご紹介するのは、現代の時代背景を描いた感慨深いROMANsアートとなっており、今を生きる方たちにとってはすごく共感でき、とても感慨深い作品ばかりとなっています!
時代背景に沿ったいろんな感情を揺さぶるROMANsアートをご紹介していきますので、ぜひ最後まで楽しんでいってください!
現代の時代背景を描いた感慨深い「ROMANs」アート
プライベートなひととき
テクノロジーとセキュリティーが大衆の管理をますます厳しくし、私たち自身がSNS上で自分の生活を公開していることで、気づかぬうちに市場に利用と消費のために分析され、プロファイリングされている現代社会において『プライベートなひととき』は、私たちに残されている数少ない安らげる瞬間。
それが表現された瞬間に破壊し、プライバシーがもはや存在しないという事実を私たちに突きつけようとしている。
現代ではテクノロジーが進化した分、SNS上に自身の生活をさらしたり、検索履歴などから知らず知らずの間にプロファイリングされ、市場の消費のためにいろんなことに利用されている。
「そんなことはない」と思っていても、心のどこかでその事実を認められず、知らぬ顔をしている人が大半だろう。
この作品を見て感じるようにプライベートな空間であっても、プライバシーなど存在しないという事実を突きつけてくれるかのような一枚となっている。
自覚
この作品は、おそらく私がこれまでに作った中で最もシンプルなものだが、同時にとても奥深いものでもある。
自分自身や自分の限界、そして世界がどのように回っているかを認識することが私たちをより強くすると信じている。
私はこのコンセプトを、動物の世界の不条理なシーンを作ることで表現しようとした。
羊の群れは、自分たちが多数であることを自覚し、個々を食い尽くそうとするオオカミを打ち砕くために団結する。
自分の限界や世界の原理を知ることはとても難しいことだが、それを自覚することで人はより強くなる。
それを例えたのがこの作品で、動物世界のヒエラルキーも含め、不条理なシーンでわかりやすく表現されている。
少数である狼は個々の羊に対しては強いが、多数である羊は多数であることを自覚して団結し、少数である狼を封殺する。
平和は築かれる
平和を押し付けることはできないし、平和の使命を装った戦争を何度も目にしてきた。
爆撃機で平和をもたらそうなどと考える人の気が知れない。
平和とは、文化、協力、兄弟愛によって築かれるものであり、戦争産業とは異なり世界の経済に直接影響を与えない概念である。
これが私たちを愚かにし、戦争に向かわせる原因なのだろうか?
異なる個性を表すかのような各色のバーを吊るし上げて「虹」を建設している。
このように個性を残しながらもお互い協力して、美しいものを共に建設したり、共に文化を形成したりすることが平和に必要なことでは無いだろうか。
大都会の孤独
大都市は人間を疎外する。
仕事や社会における競争、あらゆるものが変化するスピードなど、熱狂的な生活によって、私たちは互いに近づきながらもますます孤独で孤立した生活を送るようになる。
何百万もの人々が日常的に互いにぶつかり合いながらも、決して触れ合うことのない横並びの生活を送っている。
大都会は競争や変化のスピードが激しく、人によってはすごく刺激的に感じ、成長する良い場所である。
その反面、大半の人がそのスピードや競争に敗れ、孤独感を感じているに違いない。
大都会の夜にポツンと一人。
寂しさが上手く伝わってくる作品だが、「ここから頑張ろう、這い上がろう」と気持ちを奮い立たせてくれる力強さも感じる。
表現の自由
表現の自由は誰にとっても大切な概念であり、イタリアの、いや、世界のメディアでしばしば議論を沸き立たせている。
ソーシャルメディアによって、私たちは皆自分の考えを自由に言えるようになったと思い込まされているが、実際には科学がすでに予言していたように誰もが自分の意見を発言できるということは、意見の完全な消滅を意味する。
絵の中でこのような多数のメガホンがあれば、どのメガホンもはっきりと聞こえなくなるのと同じである。
この作品は現代の時代背景を上手く反映させている。
多くのSNSでいろんな人のいろんな意見が出て、共感できるものもあれば、そうでない意見もたくさんある。
この作品の中で皆が意見を言い合って聞こえないのはもちろんのことだが、心なしかメガホンが上を向いている様子が空に向かって誰の声も耳に入らずほそぼそと消えていっているようで、少しだけ哀愁を感じる時代だとも捉えられる。
ハイスピリッツ&ユウからのメッセージ
現代の時代背景を描いた感慨深い「ROMANs」アート!いろんな感情を揺さぶる作品をご紹介しましたが、いかがでいたでしょうか?
少しだけでも共感できる部分が皆さんにもあったのではないかと思います。
また、自分だけのお気に入りを見つけて、力になれるような作品がありましたら幸いです。
今後、「ROMANs」作品につきましては、原画の国内取扱いをはじめ、展覧会の企画、企業様とのタイアップ/ライセンシーの募集、アニメーション動画制作などを通し、皆様に愛されるアート・ブランドへと成長することを願い、幅広くプロモーションを行なってまいります。
これからも「ROMANs」作品をどんどんご紹介してまいりますので、そちらもお見逃しなく!