【後編】世界中のランドマークを描いた「ワン・ワールド-サークル・オブ・ライフ」の深掘り解説【人気作】

こちらは前回ご紹介した【前編】世界中のランドマークを描いた「ワン・ワールド-サークル・オブ・ライフ」の深掘り解説の後編となります。

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前回の記事の内容を振り返り、皆さんはどう感じ、どう思われましたか?

世界中が一つに描かれた、この壮大な作品から感じ取るものがそれぞれにあったのではないかと思います。

今回も「ワン・ワールド-サークル・オブ・ライフ」の残りの部分を実際の写真と比較しながらご紹介しますので、ぜひ最後までお楽しみください。

目次

「ワン・ワールド-サークル・オブ・ライフ」の深掘り解説

ワン・ワールド-サークル・オブ・ライフ

イメージサイズ:89×89cm
フレームサイズ:115×115cm
ワン・ワールド-サークル・オブ・ライフ(PR)
ワン・ワールド-サークル・オブ・ライフ(AP)

ひとつの円に世界各国を象徴する建物がまるで地球のように描かれている作品です。

周りを取り囲む蝶たちも色鮮やかでシンプルな作風の中にも壮大さがあり、美しいと評判高い一枚となっています。

フレームサイズが1mを超える大作ですが、細部まで緻密に詳細に描かれていて非常に美しく、是非お近くでご覧になって頂きたい作品です。

【インド】タージ・マハル(Taj Mahal)

ムガール帝国の第五代皇帝シャー・ジャハーンが亡き妻のために作った総大理石のお墓「タージ・マハル」。

その前方には、首都ニューデリーにある蓮の花に見立てたロータス寺院も描かれていて、周りを取り囲むビルは発展途上国として栄えていく貴重な瞬間が絵の中に収められています。

【オーストラリア】オペラハウス(Opera House)

引用:https://jp.trip.com/hot/articles/

世界遺産にも指定されているオーストラリアのランドマーク「オペラハウス」は、遠くから見るとあの独特な形の屋根は真っ白に見えますが、間近で見ると2種類の色のタイルを使っています。

オペラハウスと並ぶ「ハーバーブリッジ」やオーストラリアを象徴する動物のコアラが可愛く描かれており、その一方では、綺麗な海の中に危なげに潜むサメなど、街も海も楽しむスポットがいっぱい詰め込まれています。

【ドイツ】ブランデンブルク門(Brandenburger Tor)

引用:https://tripnote.jp/germany/place-brandenburger-tor

ドイツ・ベルリンのシンボルとされているブランデンブルク門は、元は平和の勝利を記念する「平和門」として建設されました。

上部にあるた四頭立ての馬車に乗った勝利の女神ヴィクトリアの像の彫刻は後付けとなっていて、ナポレオンにより戦利品としてフランスに持ち去られたこともあります。

隣には大きくそびえ立つ国会議事堂や門の隙間からは、カラフルなドイツの街並みがのぞき込めるように描かれています。

【スイス】マッターホルン(Matterhorn)

スイスの首都・ベルンに位置し、世界遺産にも登録されているベルン旧市街地の街並みには時計台「ツィットグロッゲ」が見守るように建っています。

さらにその後方にはアルプス山脈に属するマッターホルンという壮大な山のインパクトは一度見たら忘れられないものとなるでしょう。

スイス衛兵たちが楽器を奏でながら街中を歩く姿が可愛らしく、音色が街を包み込んでいるようです。

【アメリカ】米国議会議事堂(United States Capitol)

引用:https://link-usa.jp/dc/us_capitol/

左側にはアメリカの首都・ワシントンDCにある米国議会議事堂など政治的要素が表現され、反対に右側はカリフォルニアにあるディズニーランド・パークのシンデレラ城など遊びにまつわるランドマークが描かれています。

城の前にはウォルトディズニー像があり、ここまで拡大しないとわからないところまで、こだわりぬいて描かれているのを見つけるのもおもしろいポイントの一つです。

【シンガポール】マリーナ ベイ サンズ

引用:https://www.tiqets.com/ja/blog/landmarks-in-singapore/

シンガポールで最も象徴的なランドマークであるマリーナベイサンズは、56階建てホテルの屋根の上に船が泊まっているかのようなインスタ映えスポットとしても有名です。

住民の守り神としても周知度の高いマーライオン像やザ・リッツ・カールトン・ミレニア シンガポールなどシンガポールのイメージがつきやすい建造物がたくさん描かれています。

【ロシア】聖ワシリイ大聖堂(Saint Basil’s Cathedral)

引用:https://sekainorekisi.com/

ロシアのランドマーク聖ワシリイ大聖堂は、独特でカラフルな外観が目を引き、その屋根はレンガでてきていて、すべてがタマネギ型のドームになっています。

主聖堂が中央にあり、その周りを8つの小聖堂が囲むような形で、すべての聖堂の高さや装飾が異っているのが特徴です。

そして後ろの方にこっそりとKGBの文字が…。知っていいる方だとこの文字だけでロシアだとわかるように記されているようです。

ハイスピリッツ&ユウからのメッセージ

世界中のランドマークを描いた「ワン・ワールド-サークル・オブ・ライフ」の深掘り解説をご紹介しましたが、前編・後編を通していかがだったでしょうか?

このように世界中が描かれている作品は多くなく、深掘りしないと気付けないところまでこだわって描かれているのがわかりましたね!

細かな部分も楽しめますが、全体を通して世界の壮大さや世界平和について何か感じていただけたら嬉しく思います。

ハイスピリッツ&ユウでは、今回ご紹介した作品以外にもいろんなテーマに合わせて深掘りした絵を解説をしたり、ご紹介したりしています!

これからもファジーノ作品の魅力を発信して参りますので、ハイスピリッツ&ユウともどもどうぞよろしくお願い致します。

   

大谷翔平サイングッズ

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